2024/02/14 11:12

初めましての方も、そうでない方も、こんにちは!

長野県の端っこは阿南町というところでアイス屋さんをやっています
MilkFactoryKumapon's(ミルクファクトリークマポンズ)通称クマポンズでございます

初めましての方にも、そうでない方にも改めて自己紹介させていただきたいと思います!

わたしは、クマポンズの中の人、熊谷といいます
(くまぽん、くまちゃん、くまぽんちゃんとお好きに呼んででいただけたら幸いです)

長野県の端っこ、阿南町和合(わごう)にある、酪農家の長女として生まれました
幼少期から今に至るまで長野県を出たことがありません
アイス屋さんを始めて、実はキッチンカーでも活動しているのですが「IターンとかUターンなの?」とよく聞かれますが、生まれも育ちも阿南町であります

さて、そんな私がなぜアイス屋さんかと言いますと…
先にも少し触れましたが、我が家は祖父の代から続く酪農家です
現在は両親が酪農を営んでいます
皆さんもご存じの通り、昨今酪農を取り巻く環境はどんどん厳しくなり、我が家も例外ではありません
両親も、年齢を重ね様々な要因が重なり、このままでは衰退して終わってしまう、と感じました
両親(特に父)は、子供に酪農を継がせる気ははなからなかったのです
自分の代で終わらせる、とずっと聞きながら育ってきました
それでも、私は、どこかでうちの酪農はきっと終わらないんだろうと、なぜかずっとそう思っていました

私自身も年齢を重ねて、いよいよ自分のこれから、家のこれからを考えるようになりました
娘くまぽんは考えました
「お父さんは、自分が命尽きて保険金で借金をきれいにして酪農は終わりだ」
なんて言ってるけど、本当にそれでいいのか
酪農に限らずですが、生き物相手の仕事は本当に大変で、毎朝毎晩決まった時間に搾乳の仕事があります
お盆休みも、お正月休みも、もっと言えばいわゆる「週末」もないのです
それと同時に、酪農はほかの農産物と違って「うちの牛乳」と言って流通させるのがとても難しいのです
昔から「くまぽんちゃんのおうちの牛乳ってどこで飲めるの?」と聞かれるたび、こんなにうちの牛乳はおいしいのに「ここで飲めるよ!」と言えないもどかしさもありました
そこで、なんとかして「うちの牛乳」を流通させて、なおかつ付加価値をつけて「うちの酪農」が終わらない方法はないものか、と考えて
たどり着いたのがアイス屋さんでした
そして、いろんな方に背中を押してもらって、自分自身の覚悟を決めて(これが実はすごく難儀でした)
2022年8月にMilkFactoryKumapon’sとしてアイス屋さんを始め、翌年2023年4月にはキッチンカーでの営業も始め、今に至ります
そして今年は通販にも力を入れ、全国に「うちの牛乳のアイス」を広げていけたらと思っています
こちらからご購入いただけます!!


酪農についてや、アイスの仕様品開発に関してはまた別記事でお届けしたいなと思っていますが、簡単ですが自己紹介とさせていただきます

長野県のニュース番組の中で紹介していただきました
YouTubeでご覧いただけますので、よかったら見てみてくださいね


それでは、また次回のブログでお会いしましょう!!